治療内容
TREATMENT
慢性疾患
慢性疾患とは徐々に発症し、長く抱えている症状のことを指します。
慢性症状は辛い部位だけを治療しても改善しません。姿勢や疲れ、ストレスなどの長年蓄積した原因から治療しなければ改善しないからです。
長年の蓄積から血管の収縮や拡張のリズムが崩れ、全身の血流が悪くなります。ここを改善しなければ再発を繰り返し、ガンや感染症から身を守る細胞までも働かなくなってしまうのです。この根本が自律神経の働きであり、自律神経を正常に戻すことが慢性疾患の根本的な改善に繋がります。
元々肩こりや腰痛などの症状が感じにくいタイプや、慢性的な症状で自覚に出なくなった症状をお持ちの方は注意が必要です。なぜなら、知らないうちに身体のバランスが崩れ、大きな病気や怪我を発症するリスクが高くなるからです。私が6年間所属していた脳梗塞リハビリセンターでは、慢性疾患を放って置いた為に脳血管障害になってしまった方が非常に多くいました。
自覚症状が出にくいタイプの方は、定期的に通うことをお勧め致します。来院していただくことで治療師が小さな不調のサインを見つけ、大きな病気や怪我になる前に改善・予防の処置が出来るからです。
慢性疾患を放って置くと、思考能力や判断力、集中力、ポジティブな気持ちが落ちていきます。それは、仕事や家事の質を下げてしまったり、人間関係にも影響しますので日頃からのケアを怠らないようすることが大切です。
治療の流れ
1.症状の緩和
最初は症状の緩和を目的に治療をしていきます。通い方としては、来院の頻度を多くして下さい。最初の段階では症状が戻りやすいからです。週に1.2回の頻度で前回の治療効果がなくなる前に回数を重ね、症状を改善していきます。
2.根本的な治療
症状が緩和した段階では、根本的な原因は改善していません。この根本治療までをしっかりとすることで、直ぐに再発するリスクを最小限にします。1.2週間に一度のペースで治療を受けられるのが理想的。よくあるパターンとして、症状が緩和した段階で治療を止めてしまい、直ぐに再発をしてまた来院されることです。再発をしたら今までの治療が無駄になってしまいますので気をつけましょう。
3.再発の予防と健康維持
根本治療後に再発の予防と健康維持のために定期的に通えるとベストです。定期的なケアをしていた方が、結果的に来院頻度が低く済み、健康な状態で日々過ごせるからです。このステージの治療頻度は少なくて済みます。月に1.2回程度。ここまで出来る方は、生活の質が格段に上がり良い状態を維持できるでしょう。
治療頻度の例
例1)坐骨神経痛
1.お尻や足の痛み・痺れが治まるまで週2.3回の頻度で治療を受ける。
2.痛みや痺れが治まったが、根本の原因である腰の深い筋肉がまだ硬いため週1回の頻度で治療を受ける。
3.根本的な原因まで改善したが、車を運転することが多い仕事のため、負担を蓄積しないように月1.2回でケアをする。
日頃のケアで自律神経が整い、集中力や判断力がUPし仕事の効率を上げることが出来ます。
例2)頭痛と目の疲れ
1.頭痛や目の疲れが治まるまで週2.3回の頻度で治療を受ける。
2.楽になってきたが、根本の後頭部の張りや姿勢を改善させるため週1回の頻度で治療を受ける。
3.パソコン業務が多く、負担はこれからも掛かり続けるので月1.2回ケアをする。
日頃のケアで自律神経を整え、季節の変わり目に体調を崩すことのないように予防することが出来るようになります。
料金
詳細は料金ページをご覧ください。