治療内容
TREATMENT
妊婦マッサージ
妊婦マッサージとは、腰痛や頭痛、むくみなど、妊娠中のお辛い症状に対してマッサージで対応する治療法です。
当院長は妊婦マッサージを数多く経験し、リスクを回避しながら改善することを第一に考えておりますので安心してご来院ください。
妊婦が訴える代表的な4つの症状
妊娠中はホルモンバランスが変わるため、人によって様々な症状が出ます。疲れやストレスはお腹の血管で繋がっている赤ちゃんにも悪影響を与えてしまいます。なるべく子宮の中を良い状態を保つために治療を行っていきましょう。まずは代表的な4つの症状をご紹介します。
1.睡眠不足
特にお腹が大きくなると睡眠不足に悩まされる方が多くいます。その原因は、お腹の赤ちゃんが夜活発になるからです。
これは仕方のないことですが、疲れや後頭部の凝りを改善し、短時間でもなるべく深い睡眠がとれる身体にしておくことが大切です。また後頭部の凝りは、頭痛や目の疲れにも関係しています。
2.痛み・凝り
首肩の凝りや腰痛をはじめ、腰の下の痛みで仙尾骨痛を訴える方が多くいます。妊娠中は骨格が変わり、お腹が大きくなると寝返りが少なくなるので身体が固くなります。
痛みを抱えていると、お腹に力が入るので赤ちゃんが苦しくなってしまいます。姿勢が悪くなることから首・肩・腕・胸の筋肉が凝り固まり、乳腺炎になりやすくなるので注意しましょう。痛みの解消や痛くならない予防が大切です。
3.足のつり(こむら返り)
妊娠中は足がつりやすくなります。原因としては体重の増加や骨盤の歪みから血行が悪くなり、ミネラル不足になるからです。妊娠中は、赤ちゃんへ優先的にカルシウムやマグネシウムといったミネラルが送られるため、筋肉の異常収縮が起きます。
便秘も多い症状の一つですが、足のつりも便秘もマッサージで血行を改善し、足の冷えや浮腫みを解消することが改善・予防となります。
4.精神的ストレス
言うまでもありませんが精神的ストレスがかかります。特に初産は出産への不安が、二人目以降は上の子が赤ちゃん返りするストレスもあることでしょう。
一時的に感じるストレスなら赤ちゃんへの影響は大きくありません。しかし、慢性的に負担を感じていたり、一時的なものでも大きなショックを受ければ、赤ちゃんへの影響は大きくなります。
ストレスは子宮を圧迫し、赤ちゃんへ行く血流も悪くなるので最小限にする必要があります。
お悩みの症状が続くことで起きる3つのリスク
1.早産の確率が高くなる
症状を我慢すると血管は収縮し、発育不全による早産や低体重で生まれる確率が高くなります。
なぜなら、母体から子宮に流れてくる血液から赤ちゃんは栄養をもらっているからです。辛い症状を抱えていると赤ちゃんは、子宮収縮や血流悪化を起こして栄養不足になってしまいます。
2.後期流産のリスクが増える
後期流産とは、妊娠12~22週目の中期に起こるものです。後期流産の原因の多くは、母親の過度のストレスや動き過ぎなどです。
母親の運動量が多く疲れていることや大きなストレスを受けることで、後期流産の発生が高くなります。
3.赤ちゃんに影響する
母親が様々な症状を抱え込むと、赤ちゃんが情緒不安定やうつ、注意障害(ADHD)になることがあります。
コルチゾールというホルモンが母体で多く分泌され、それが赤ちゃんに届いてしまうからです。神経系の発達に影響を与えるので、お悩みの症状は早めに改善しましょう。
治療頻度の例
1.お悩みの症状は最初もどりやすい為、週2,3回で治療を受ける。
2.改善してきた時点から週1,2回に切り替える。
3.良い状態を保ち、子宮内の赤ちゃんが良い環境で育つために月1,2回で様子をみる。
料金
詳細は料金ページをご覧ください。