2024年4月19日放送のフジテレビ：ホンマでっか!?TVに「自律神経評論家」として出演させていただきました。

テーマは「自律神経」。鍼灸治療が得意とする分野ですが、西洋医学では苦手な不定愁訴（原因がはっきりわからないけれど、なんとなく体調が悪い）で悩まれている人が近年増加傾向にあることが理由で、このようなテーマがテレビで取り上げられてきたことは時代が変わってきたなと感じます。

私は中盤からでましたが、丁寧なご紹介をテレビ関係者の皆様に感謝いたします。周りの専門家が有名な医師・研究者・整体師ばかりの一回り、二回り上の方々で大変緊張しました（笑）

４つか５つほど番組内でお話しさせていただきましたが、画像にあるように交感神経が異常に優位になると頭から汗が吹き出します。

これは疲れやストレスの蓄積から自律神経が乱れ、交感神経が優位状態が続くと首肩こりや頭痛、不眠、末端冷え性、食欲過多、頻尿、動機などが起こります。血管は収縮し、全身からの汗がかきづらくなるのですが、身体はこんな状態が続くといよいよ危険だと頭から汗を噴き出すのです。

長期的に頑張り続けている人などが多いですが、私たちが心配する「体力がある人」の特徴でもあります。

体力があればあるほど頑張れてしまい、終いにはある時大きな病気や症状がドーンときてしまうタイプなのです。私もこのタイプなのですが、自覚をしているため週１度のペースで鍼灸院でメンテナンスをしていますし、その他にも自宅で自分に鍼灸やマッサージをします。

ブラックマヨネーズの小杉さんが番組内で「ぼーっとなんて出来ない」とおっしゃっていましたが、頑張る基準値が麻痺しているこのようなタイプの方々は、10分すら休むことを苦手としてしまいます。

頑張り作用の交感神経とバランスをとるリラックス作用の副交感神経を優位にするために、日頃から治療でメンテナンスをしたり、セルフケアをして気をつけなければいけません。また、頭から大量に汗をかく人は「暑がり体質」になりやすく、体を冷やしてより血行不良など負のスパイラルに入っていきやすいため注意しましょう。足は意外と冷えていたりします。

30代前半でテレビ出演や出版社からのオファーで書籍を出すなど、鍼灸やマッサージ業界でもおそらく１%未満の割合だと思いますが、貴重な経験をさせていただいていること、ご縁にとても感謝しています。

自己評価としては「話す」「書く」よりも鍼灸やマッサージの「技術」の方が自信があります。メディアからお話があった時は話す・書くも頑張りますが、より治療で技術や経験を積んで向上していきたいと思います。

中にはSNSで「鍼灸治療に興味を持ちました！」「鍼灸師になりたいと思いました！」という声もあり、嬉しく思います。

 

番組を見ていただいた皆様、ありがとうございました。大変反響がありました。非常に良い経験になったと思っています。